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技術的な観点から、DLNAについて記述しています
0.概要
1.単語/用語
2.参考
3.DLNA
4.DLNA遍歴
5.DLNAデバイスクラス
- DLNAは規格ではなく 「ガイドライン」 と呼ばれており、やや緩やかな表現で定義された決まり事(業界標準)である
- DLNAのガイドラインに沿った デジタル機器は DLNA認定を通すことで、DLNAに対応済みを謳うことが可能となる。
- DLNAのガイドラインに沿った 家庭内のデジタル機器間では、動画・画像・音楽などのデジタルコンテンツを相互配信したり、接続機器を遠隔操作可能。
- 現在販売されているTV・HDDレコーダの大半で、DLNAに対応され初めている。
- 配信・受信双方が同じフォーマットに対応していないと、DLNAリンクはしてるのに再生できないといった悲しい事態が起こる
DLNA | Digital Liging Network Alliance |
DTCP | Digital Transmission Content Protection |
UPnP | Universal Plug and Play |
CCI | Copy Control Information |
SRM | System Renewability Message |
参考:DLNA Association
参考:携帯端末でのネットワーク連携技術
参考:松下 Technical Journal
参考:アルファシステムさん
参考:東芝レビュー
参考:Pioneer R&D ホームネットワークの最新動向
参考:NTT技術ジャーナル - DLNA標準化動向
参考:LANHOMEさん - DLNA1.0、DLNA1.5、DLNA2.0の違い
- DLNAの基本的な構成は、コンテンツを配信する「サーバー」機器とコンテンツを受信する「クライアント」機器の二つで構成される。
この環境のことを、DLNAでは「2Box」と言う。
- 「3Box」はそれに、「コントローラ」を加えた状態。「コントローラ」の指示で、プレイヤがコンテンツの表示動作をする
- 気をつける点は、機器メーカーが任意で決定する部分がある為、メーカを統一しないと、単に繋いでも動作しないことがある。
- 現在販売されている家電では、機器により、暗号化機能のDTCP-IPの搭載有り/無しが存在する。
- DLNAには、ロゴ認証があり
- DLNAは、UPnP(Universal Plug and Play)ベースの仕様。
- インテルは現在DLNAの拡張にあたるViivを提唱している。
- コンテンツはローカルネットワーク上でしか共有できない
(ブロードキャストドメイン内のみ有効、インターネット経由ではだめ、VPN掘ればなんとか……)
- 再生できるメディアは、サーバ・クライアント双方の対応フォーマットに依存する
(繋がれば何でも再生できるとは限らない)
- デジタル放送などのコピーワンスのコンテンツをみるには、サーバ・クライアント双方にDTCP-IP対応が必要
- DMAはテレビに接続するDLNAクライアント機器のことをいいます。
- DMAを接続すると簡単にテレビをDLNA対応にすることができます。
- 2004 年 6 月に発行
- DLNA ガイドライン 1.0 はサーバが公開するコンテンツをクライアントが再生するユースケースをスコープとして選定し,これを実現するための技術仕様として策定された
- 2006 年 3 月に発行
- DLNA 拡張ガイドラインは,五つのユースケースを追加し,更に,モバイル機器やプリンタも含めたガイドラインとなっています
- DMCの追加
- MIU
- M-NCF
- HID
- +UP+
- +DN+
- +PU+
- +PR1+
- +PR2+
の追加
- リモートユーザーインターフェース
- 番組表機能
- 録画予約機能
- コンテンツの同期機能
- リンクレイヤーの保護機能
参考:DLNAの『概要とビジョン ホワイトペーパー』
デバイスクラスの名前と略称の関係を記述する
- デジタルメディアサーバー(DMS)
- デジタルメディアプレーヤー(DMP)
- デジタルメディアレンダラー(DMR)
- デジタルメディアコントローラー(DMC)
- デジタルメディアプリンター(DMPr)
- モバイルデジタルメディアサーバー(M-DMS)
- モバイルデジタルメディアプレーヤー(M-DMP)
- モバイルデジタルメディアコントローラー(M-DMC)
- モバイルデジタルメディアアップローダー(M-DMU)
- モバイルデジタルメディアダウンローダー(M-DMD)
- モバイルネットワークコネクティビティファンクション(M-NCF)
- メディアインターオペラビリティユニット(MIU)
DTCP-IPは、コンテンツを暗号化してIPネットワーク上に送信することで、パケットの盗聴によるコンテンツの不正なコピーを防ぐ。
要するに、DRMのことらしい。
DLNA はDTCP-IPを必須条件の著作権管理技術として採用した。
なお、Windows Media DRM 10はオプション条件
参考:Internet Watch - DLNA 1.5で可能になった「3BOX」環境を試す
Windows Media Player12でも3BOX利用は可能
ただし、"Windows 7" OSじゃないとダメ。
DLNA 1.5が対応するメディアフォーマット †
種類 | 必須 | オプション |
一般向け動画 | MPEG-2 | MPEG-1、MPEG-4、WMV9 |
一般向け静止画 | JPEG | GIF、PNG、TIFF |
一般向け音声 | LPCM | AAC、MP3、AC3、WMA9、ATRAC3plus |
モバイル向け動画 | MPEG-4 | AVC/H.264 MPEG-2、MPEG-4、VC-1、H.263 |
モバイル向け静止画 | JPEG | GIF、PNG、TIFF |
モバイル向け音声 | MP3、MPEG-4 AAC LC | MPEG-4 AE-AAC、MPEG-4 AAC |
DLNA 対応機器/対応ソフトの調査 †
参考:デジ備忘さん - DLNAサーバあれこれ
サーバーとして「Windows Media Player 11」,
クライアントとして「PLAYSTATION 3」
TVersity
DLNA対応製品の検索
http://product.dlna.org/jp/
Windows 7は、基本機能として「DLNA 1.5」に対応する
参考:BB Watch -「プレイステーション 3」がサポートしたDLNAクライアント機能をチェック
ルームリンク(SONY)
お部屋ジャンプリンク (Panasonic)
WoooLink AVネットワーク対応 (日立)
ネットdeサーバーHD (東芝)
Twonky Mobile
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/20101116_407019.html
DMC/DMC/DMRとしてつかえる。
参考:Windows 7 DLNA Profile
WMP12で2BoxPushができるようになった
参考:UPNPについてリンク集 よく纏まったページ
http://mcn.oops.jp/wiki/index.php?net/UPnP
工事中
DiXiM Media Server/Client
DTCP-IP対応DiXiM Media Server
DiXiM Digital TV plus~
ムーブをやるにはどうしたら?
PCをdlnaクライアントにしたい RDLNA + VLC media player Intel Tools for UPnP Technologies
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