~ [[戻る>Chinsan's Laboratory Colum]] ~ 新聞等々で 先生方が憂う部分につき そうだなぁと思う部分を一通りメモ。~ ~ (工事中) ~ -5年後を見ててください。中国はアジアのIT需要を一手に引き受けるソフトウエア大国に成長します。下流工程を担っていた日本のプログラマやSEは職を失い,上流工程を担う高度なコンサルタントやSEなど少数だけが残ります。その時,製造業もソフトウエア産業も中国に取られ,職にあぶれた日本人は何をするのでしょうか -日本人は、100を120にすることに精一杯で、300、1000にしようというヒマはありません。 ~ *ソフトウェア産業は超輸入超過 [#i2006f0d] *ビジネスモデルが異なる [#a0b7c289] -海外勢は、長期戦略でパッケージを売るが、日本は短期視野で、SIにて稼ぐのが中心 *ソフトウェア産業の芽を潰された [#qd242109] -自分から潰れた -アメリカから潰された *世界に太刀打ちできない [#ob9aaab1] -昼間にアメリカで開発したプログラムを夜の間にインドに送り、インドでその間にデバッグを行いアメリカに戻すという24時間フル稼働の開発体制 -最高情報責任者(CIO)のうち、CIOを専任とする企業は世界で75%。日本は35%だった -ソフトウエア開発は建設業や製造業のモデルとはまったく違うモデルが必要なのに建設業や製造業のモデルを当てはめてしまったこと 知識労働者をマネージメントするノウハウが足りていない **海外勢は単価が安い [#ebbe9942] -工数売りで勝負しようとしても勝てるわけが無い。 -値段で勝負しても絶対に勝てることは無い。 -オフショア開発が増えている -自立が必要 -プロジェクトを請け負って自らの責任で顧客が望むものを作り上げる、これが技術の自立である。さらに、経営側は、プロジェクトから利益をあげる力が付けば、その一部を改善や教育投資に回し、さらに経営効率を上げられる。 -ピラミッド型のゼネコンと同じ型を取っている -内向きの構造になっているが、日本語の砦も崩されつつある。 *世界のフラット化についていけない [#z7cccde2] ***ソフトウェア産業の空洞化 [#r4716d57] -インド・ベトナム・中国の台頭と発注。人を月額で売買する契約の下では、仕事は単価の安い方に流れる。アジアには、日本より賃金が安い国がたくさんある。日本語のバリアはいとも簡単に崩れる。ブリッジSEがいるから。 ***内製化の失敗 [#xcc21d02] -外に発注しているつもりでも、急速に力をつけられる。逆に発注者は技術とノウハウを維持しているつもりでも、作ってないと品質・技術力は急速に衰え、見積もりを正当に評価する力もなくなる。開発力の空洞化のスピードは、ハードウエアよりソフトウエアの方が格段に速い。それを発注者は知っているのだろうか。 *ソフトウェア産業構造の失敗 [#v33f8b9f] ***単価工数売り。 [#uc57ad94] -多くの場合、「一カ月いくら」で契約する派遣プログラマーを雇い、プロジェクトチームに組み込む。派遣会社の間で技術者を貸し借りするので、技術者が多層化する。いわゆる多重下請け構造である。文書上では、何階層あるかわからない。成果責任を負わない派遣形態がかくも横行しているのは日本だけ ***派遣の弊害 [#ob0bbc5c] -派遣指向のソフトウエア会社にとって最大の関心事は、人月単価(技術者一人が一カ月働くときの単価)と、人の稼働率であって、稼ぎが減る開発プロセスの改善や、余計な金を使う技術教育は、できればやりたくない。特に品質は、技術者だけの問題と見なされ、経営者は関心を持たない。極端な話、派遣プログラマーが自分で埋め込んだバグ(ソフトウエアの瑕疵)の摘出に時間を掛ければ、会社の実入りは増える。派遣プログラマーは、派遣先から右向け左向けといいようにこき使われ、精神衛生上は最悪であるが、経営者にとって、これほど安全で安易なビジネスはない -「とりあえず組んで、バグが出たら直せばいいや」といった安直な考え方が開発現場に染み付いてしまった -発注管理は工数売りなので、できる人(生産性の高い人)は売り上げが少なくなるという事になる *ソフト産業が国際競争力を失っている [#e4ca8f45] -国際視察団が日本には来ない。欧米の関心は、もっぱら中国へ向かっている。 *基礎分野に弱い [#s328c4aa] -日本は基礎分野に弱い リベラルアーツ=人を自由にする学問=基礎学問が弱い -日本はソフトウエアに弱い -ハードに比べ進歩少ないソフト技術 -改善のインセンティブ効かぬ日本市場 日本はオーダーメイド式で品質は高いが値段が高い。労働集約的な特徴。 汎用的な製品開発に注力してきた欧米企業は、OSやミドルソフトと呼 ばれるコンピューターに共通的に使われるソフトの市場をすっかり制覇 してしまった。 -巨大な内向き市場 -低資本、低利益、低投資 受託開発が多い。低利益で再投資できない ・技術の進歩が速すぎ ・日本人の得意とする、師弟関係を築けない ・日本人はすぐに精神論、根性論に走ってしまう ・個人の能力に頼るソフトウェア開発は、大規模になるほど失敗しやすい ・マネージメント能力が重要になってきます。本当? ・日本人は目に見える「モノ」ばかりを重要視して、目に見えない ソフトウェアは軽視しする傾向があります ・ソフト開発は下請け、孫請け、ひ孫請けと流されて、結局誰が作った かわからないシロモノができあがります ・機械設計部署には機械工学出身者が、電子部品設計の部署には電子工 学出身者がたいていは配属されるのに、ソフトウェアの部署には誰で も適当に配属されます⇒単価を安くするため? ・ソフトウェアの専門家を育てるという意識が日本には未だに薄い ・2003年のコンピュータソフトウェア輸入額は2,900億円で,一方輸出は わずか92億円だ。恐ろしいまでの輸入超過 ・ソフト・サービス時代なのに,ここまで大幅な輸入超過で大丈夫だろ うか。輸入超過と言っても,国内市場で国産ソフトが弱いのではない。 日本のソフト産業は一般に,国内市場を重視しており,国際市場まで 視野に入れたソフト作りをしていない ・垂直統合の産業構造が国際市場への壁になっていることも見逃せない ・日本はやっぱり,垂直統合モデルでの"モノ作り"には力を発揮できる が,ソフトはダメなのか。いつまでも"モノ作り"だけに依存しておら れるわけではない ・ **教育について [#f635541b] ***投資できる構造でない [#c397c5e7] **子会社の構造 [#k2d47c1a] ***子会社同士が同じ領域で戦ってしまう [#v5da8f4c] 改善のポイントは三つある。まずは、開発の各段階でシステムの完成度を評価し、確実に不具合を潰す「評価技術」。二つめは、ユーザー企業の意図を汲み取り、用件定義をうまくまとめるための「要求分析」。三つめは短期開発に即した「プロセス・マネジメント」である。その前提として必要なのは危機感を共有すること -目的と手段とを取り違えて、モデルに書かれたプロセスを表面的にこなし、小さな範囲で要領よく認証を取得し、あたかも会社全体がレベル達成したように宣伝する企業も増えた。達成すると、投資を渋り、改善は辞めた。かえってモデルに振り回される、受け身のマニュアル人間を増やした 中国では、いもを洗える洗濯機を作らないといけない 事情に合わせたビジネスモデルを切り替えないといけない ローカライズをしないといけない。 素晴らしい洗濯機を売っても意味が無い 一年間生活の観察をすればいい。母国があれなので、 中東・アフリカ大きな宣伝は中国か韓国で日本のモノは目にしない 中国・台湾・中国に追い上げられており、これからは、中国企業が日本買収が加速する 韓国・中国の企業と熾烈な争いをする。 安い韓国・中国は。日本は比較的レベル高いのを売り込む余地がある 実際秋葉原で高いモノを買っている訳 一人あたりGDPが落ちている エネルギー・環境分野での成長戦略 自動車・電機・科学の成長が限界にきている 次の集約は、組み立て型主導ではなく、組み合わせで無いと売れない。 どうやって繋げるのか、新興国にかってもらうのかな 環境分野で強い国。確かにそうだが。発電効率が良いというのを誇ってきたが ドイツでは、固定電力買取制度、電力会社が進めてきたが、ドイツは凋落して中国が市場を占めると言う現象が起こった。 エネルギー対策で国力というのは疑問 経済全体をさせるのは疑問。あわせてモノの使う部分にあわせて。 鉄鋼業。CO2規制を厳しくすると鉄鋼業が海外に移転するとなんらCO2が減る訳ではない むしろ増える 世界に誇れる技術・少子高齢化。先行き不透明な状態で消費は増えない。 技術力は新興国には使えるが、この先は期待できない。GDPは低下する。 経済成長は量的なものより、質的なもの。同じものでも午後三時に帰る ギアチェンジする方が活性化する。 新たなインフラ整備が必要。日本のよさをアピールすべき 100を目指して80点は取れる。 誰のための経済成長。労働者は、報われない。 6の柱 環境・エネルギー。 技術革新。 アジア経済との連携。 雇用・人材 観光・地域活性化 健康(医療・介護) ばら撒きが手一杯で成長へまわせてない。 裏図家になる財源がない 財政再建をやった期間がある。10年で平均が実質3%程度。先進国で鈍化している。 政府が考えるのは、ハードルが高い。絵に描いた餅にならないよう。 旗を掲げるけど。ビジネスが成功したかどうかはリスクを取れない。 政府の役割は規制緩和をし、民間の創意工夫をしたい 決意表明政権。責任が無い。 社会保障では、かなり高度な知識が必要 供給より、需要。子供の手当て、政府の支出を強化 供給のバランスが分かりにくい。研究投資。東京を金融市場にするとか 重点分野は納得する。逆にいうと、全部日本の課題になっている 課題先進国として回答するのが、競争力を身につける。システムとしてうっていく 単純にエコカーを作るのではなく、カーシェアリングとか路面電車を作るとか、システムにまで高める。 太陽電池パネルとか、すぐでるけど、車がなくてもすごしやすいとか、そういのが国内の内需を。生産性が高いと言うことは雇用の吸収性がない。 そこは割り切ってやる。自動車産業に変わるようなものはなかなかないが、かんがえないといけない。 欠けている視点。第1次産業。農業とか。食料自給率。を低い水準にするのか よそに依存しながら、不安を残すのか。 食料自給率を上げるとか言っているが、共通市場をつくるというのは矛盾している タイ米を関税で保護しておきながら。政治が国民に問うて決断しないと。 格差をどうするのか。全体の暮らし。 教育をどうするのか。世界中の企業が国境を越えて確保しようとしている 少子化をどうするのか。長期的な成長戦略になる 女性が子育てを楽しみながら、働ける環境 方向性が修練しない問題。 亀井 財政出動しないと 与謝野 財政をきちんと。 塩崎さん 経済成長重点 中期財政フレーム 向こう三年のあり方 財政運営戦略 10年の中長期のあり方。 国債発行額が44兆円 税収が37兆 国債発行残高637兆円 国際の新任が遅れれば財政破綻が起こる。 税制の抜本改革をしないと。発行水準をキープすれば、数年に GDP非200%。送球にやらないと。 与党・野党の壁を越えた議論が必要 財政健全化検討会議をしたい。 増税と成長を両立すると。政府が金を集めて使えばいいといっている。 大きな政府になるので、官僚の肥大化になる。 政府がうまくお金を使う保障が無い。 これは、消費税を上げないと対応できません。 公共事業で社会保障で20年間で増えている。 社会保障をビジネスに繋げないと発展しない どうしても、スケジュール・検証データを示さないと詭弁に見える マーケットで危機が起こっている。痛いから、 財政再建 アメリカ クリントン リストラと 増税 背移出削減 貿易拡大製作 戦争で赤字 実行できる政治力はあるのか 法人税の引き下げは必要 国際社会では、日本では消費税換算では22%にしないと無理と言われている。 国民がなかなか納得しない。具体的なことを見せてもらわないと 経済活動が縮小する中上げると、景気が。 財政再建ができない恐れがあるが、リーダシップを持って解決する必要ある 超党派、選挙の焦点にしない。 時間がかかるから、超党派で議論。 家庭の貯蓄率がどんどん下がっている。 このままだと財政破綻する恐れが出てている。その前に社会保障をしないと。 ブラックユーモア。IMFの管理下に入らないと財政再建できないのでは それほど、難しい、痛みを伴わないと。いけない。 成熟社会。は何のための成長なのかを考えないといけない